博多の市営地下鉄は各駅ごとに様々なシンボルが描かれています。
 七隈線の賀茂駅はなまずとなっております。それは賀茂駅の由来でもある賀茂神社にあります。

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 賀茂神社は、京都の賀茂神社の分霊社として創設されましたが、いつ頃作られたかはわかってはいません。
毎年9月15日境内で「千灯明」が行われます。なたね油を入れた千個の小皿を並べて灯をともし、無病息災を祈る祭りが行われることで知られています。
 
 この賀茂神社、鯰神が祀られています。なまずの神というと地震を鎮めるのが思い出されますが、こちらは飢饉です。

 江戸時代、享保の大飢饉の起こった頃に、鎮まるようにと、賀茂神社に氏子が祈ることがありました。
 賀茂神社というのは、京都にある賀茂別雷神社(上賀茂神社)と賀茂御祖神社(下鴨神社)の二つの神社を合わせた総称です。


 

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 すると、夢枕に鯰が現れて「鯰を殺すな、金屑川をきれいにせよ」とお告げがありました。
 その通りにするとやがて飢饉が収まったといいます。

 現在でもいろいろなところに鯰のモチーフも残っているので、ぜひ一度いかががでしょうか。

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